当ブログをご覧いただきありがとうございます。
当ブログでは私の大好きな遺伝子について、医療や健康に関する話題を中心に、気になることを紹介していきたいと思います。
まずは私が遺伝子に興味をもったきっかけからお話します。
Contents
DNAをめぐるドラマ
私が遺伝子に興味を持ったのは高校の生物の授業でした。特に先生が見せてくれたDNA物語というテレビドラマを見たのが大きなきっかけになりました。
このドラマは、無名だった2人の科学者が奮闘しDNAの二重らせん構造を発見するまでを描いたものですが、大御所らの意見に惑わされず自分たちの勘を信じて真実に迫る姿を見て科学者への憧れを抱きました。
生命にはまだ誰も知ることのない美しさが秘められていることに魅力を感じ、大学では生物学の道に進みました。
遺伝子の個人差
大学で分子遺伝学を学んだ後、大学院で医学分野へと進んだ私は、遺伝子の個人差に深い関心を持つようになりました。
ヒト同士では99.9%が同じDNA配列で、残りのたった0.1%で個人差を現れるということに、驚きと魅力を感じたのです。
大学院では、病気の発生に影響する遺伝子の研究を行い、医学博士(正確には博士(医学)と表記します)の学位を得ました。
遺伝子分析科学認定士
また、ヒトの遺伝情報を調べる方法を学ぶため、遺伝子分析科学認定士という資格を取得しました。
あまり有名な資格ではありませんが、病院で遺伝子を調べる仕事に携わる臨床検査技師さんなど、この資格を取得して活躍されている方がたくさんいます。
私はこの資格が創設された第1回に初級を取得し、その後経験を積んだ後、さらに専門性が高い一級を取得しました。
この資格は臨床検査技師さんのように仕事で関連しそうな人だけでなく、広く誰でも受験できますので、興味がある方は受験してみるのもいいと思います。
ということで、個人的な興味から始まったものですが、遺伝子の魅力をこのブログで広く伝えていければと思っています。
なお、私はいまも医療系の大学で教育や研究に携わっていますが、本サイトにおける主張は私個人のものであり、所属団体とは一切関係ございません。
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